図解でわかる 小さな会社の経営戦略 いちばん最初に読む本

図解でわかる 小さな会社の経営戦略 いちばん最初に読む本

◎「経営戦略」は、事業を行なっていくうえで、不可欠のものです。しかし、特に中小企業にあっては、計画ならともかく、戦略となると「難しくてよくわからない」というのが経営者の本音でしょう。書店には経営戦略の本はたくさん並んでいますが、どれを見ても内容が難解そうです。
◎本書は、経営戦略の理念、役割、手順といった基本から、経営戦略を立案する際の業界、事業活動、経営資源等の分析のしかた、そして実際に全社戦略や事業戦略、機能別戦略(マーケティング戦略など)を立てるための具体的な手法、さらには経営戦略を上手に実践するためのやり方までを、豊富なイラスト図解とわかりやすい解説でやさしく手ほどき。
◎中小企業の経営者、幹部はもちろんのこと、企業のコンサルタントに携わる人やこれから起業を考えている人、そして経営について学ぼうとしているビジネスパースンや学生さんにも、まず最初に読んでおきたい最適の1冊です。

章立て

第1章 まず「経営戦略」の基本を知っておこう

1-1 経営戦略の役割 なぜ経営戦略が必要なのか

1-2 経営理念と経営戦略 対外的にも表示する「経営理念」

1-3 経営戦略と経営戦術 具体的な活動を「経営戦術」に落とし込む

1-4 全社戦略とは 資源をどの事業にどのように配分するか

1-5 事業戦略とは 各事業の成果をあげていく具体的戦略

1-6 機能別戦略とは 事業戦略を支える機能別の戦略

1-7 経営戦略の立て方 経営戦略を効果的なものにするための手順

第2章 経営戦略を立てるための準備、分析のしかた

2-1 環境分析の手順 まず情報収集・分析からはじめる

2-2 PEST分析とは 広く社会の状況を分析する

2-3 5Force分析とは 自社の属する業界の状況を分析する

2-4 バリュー・チェーン分析とは 自社の事業を価値連鎖から分析する

2-5 VRIO分析とは 自社の強みの持続性を分析する

2-6 SWOT分析とは 自社の強みと弱みを整理する

2-7 コア・コンピタンスとは 自社の強みを明らかにする

2-8 マーケティング・マイオピアとは 適切な事業の範囲を定める

2-9 C・F・Tの3要素とは 立体的に事業の範囲を定める

第3章 「全社戦略」を構築することから始めよう

3-1 成長ベクトルとは 事業の展開のしかたを決める

3-2 市場浸透戦略とは 既存の市場へ既存の製品を売る戦略

3-3 新製品開発戦略とは 既存の市場へ新しい製品を売る戦略

3-4 新市場開拓戦略とは 新たな市場に販売を拡大する戦略

3-5 多角化戦略とは 新たな製品を新たな販売先に提供する戦略

3-6 水平型多角化戦略と垂直型多角化戦略 事業の幅または奥行きを広げる

3-7 集中型多角化戦略と集成型多角化戦略 事業と関連のある多角化と関連のない多角化

3-8 範囲の経済とは 経営資源を複数の事業で活用し合う

3-9 相乗効果とは 1プラス1が3になる効果

3-10 PPMとは 事業への投資のしかたを決める

3-11 プロダクト・ライフ・サイクルとは ライフステージごとに資金投入量も変わる

3-12 経験曲線とは 習熟度が高まるとコストが下がる

3-13 PPMの象限① 「花形」と「金のなる木」の事業展開

3-14 PPMの象限② 「問題児」と「負け犬」の事業展開

3-15 PPMの活用法 PPMの観点からの資源配分

3-16 ビジネス・スクリーンとは 投資先を細かく分析する

3-17 全体最適と部分最適 事業戦略を調整する機能の検討

第4章 「事業戦略」の基本と具体的な立て方

4-1 ポーターの基本戦略 得意なことで競争のしかたを決める

4-2 コスト・リーダーシップ戦略 コストの低さで競争する

4-3 規模の経済 たくさん製造してコストを下げる

4-4 差別化戦略 独自性で競争する

4-5 集中戦略 狭い範囲で競争する

4-6 競争地位別の戦略 地位ごとに競争のしかたを決める

4-7 リーダーの戦略 経営資源の量が多く、質も高い位置に属する

4-8 チャレンジャーの戦略 同質化されない差別化を図る

4-9 ニッチャーとフォロワーの戦略 ライバル企業との競争は避ける

4-10 ランチェスター第一法則 接近戦で勝負する弱者の戦略

4-11 ランチェスター第二法則 広域戦で勝負する強者の戦略

4-12 ランチェスターの法則の応用 市場占有率によって戦略を使い分ける

4-13 ドミナント戦略 地域に集中して出店する

4-14 ブルー・オーシャン戦略 競争のない市場を開拓する

第5章 「機能別戦略」の基本と具体的な立て方

5-1 マーケティングの4P 多面的な顧客志向の活動を考える

5-2 セグメンテーション 顧客の特徴ごとに市場を分ける

5-3 ターゲティング 顧客を自社の特色に合わせて絞り込む

5-4 ポジショニング 顧客に自社の特色を知ってもらう

5-5 CRM 顧客との関係を強化する

5-6 ワントゥワン・マーケティング 顧客一人ひとりとのつながりを強める

5-7 顧客生涯価値 顧客の生涯にわたって取引を深める

5-8 顧客ロイヤリティ 顧客からの忠誠を高める

5-9 ブランド戦略 多くの人に製品を知ってもらう

5-10 イノベーター理論 顧客の特徴に合わせて活動する

5-11 スキミング・プライシング 新製品の価格を高くする

5-12 ペネトレイティング・プライシング 新製品の価格を低くする

5-13 ネットワークの外部性 多くの人が製品を使うことの効果

第6章 経営戦略を上手に実践するやり方

6-1 バランス・スコア・カード① 多面的に戦略を評価する方法

6-2 バランス・スコア・カード② 4つの視点で最適な活動を検討する

6-3 バランス・スコア・カード③ 4つの視点を均衡させる

6-4 戦略マップ 各戦略の関係を明確にする

6-5 重要成功要因 戦略を成功させる要因を明確にする

6-6 重要業績評価指標 戦略ごとの目標を指標で表わす

6-7 PDCA 定期的に達成度合いを確認する

6-8 ローリング・プラン 毎年少しずつ計画を改良する

6-9 コンティンジェンシー・プラン 状況が急変したときのための計画

6-10 事業継続計画 万一のときに備える計画

6-11 コミットメント 5年後の会社の姿を宣言する

6-12 QCサークル 改善活動に従業員を参加させる

6-13 情報化武装 経営戦略を確実に実践する

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作者紹介
六角明雄

栃木県出身。岩手大学卒業(経営学、組織論、会計学専攻)。中小企業診断士、ITコーディネータ。地方銀行勤務を経て、東京都中央区に中小企業診断士六角明雄事務所開設。現在に至る。資金調達支援、事業計画立案支援、幹部育成などの分野で、主に首都圏の会社の支援に携わる。