ザ・チームワーク

ザ・チームワーク

良質なチームワークを築く24の方法

チームワークで何よりも大切なことは「一人ひとりが強くて優しい『個』であること」

客室乗務員の仕事は接客だけでなく、むしろ保安要員として大きな役割を担っています。「はじめまして」のメンバ―同士であったとしても安全性と快適性を守らなくてはなりません。

ルールだけではうまくいかず、想いだけでもうまくいきません。
本書では、著者の乗務員時代の経験をもとにした互いに助け合える理想のチームの作り方についてお伝えします。

章立て

はじめに

第一章 よい仕事をするチームが実践している6つの心がけ

個々の取り組みの姿勢が良質なチームを醸成する
ミスをしたときにこそ問われるのが「チームワーク」
人の心を動かす「質の高いチームワーク」
チーム内における役割とその重要性
「企業理念」と「マニュアル」の意義
チームワークとは何か?

KEY POINT1 仕事ができる人とできない人の決定的な5つの差

第二章 大切なのはメンバー同士が情報を共有すること

情報の共有化は意外と難しい
情報共有の先に新たなサービスがある
見えないバトンが、同じゴールを目指す意識を高める
時間の大切さを考えて準備・行動する
他の人を助ける気持ちが、強いチームづくりには不可欠
良質なチームワークには「気づき」が重要

KEY POINT2 必ず覚えておきたい3つのチーム育成の要点

第三章 ミスが少ないチームに共通している6つの特徴

大きなミスの防止には、小さなミスの防止から
一人の優秀な人材が必ずしも良質なチームワークを生むわけではない
「連帯責任」とは何を目的としているのか
「チーム愛」とはどうやって生まれるのか
本当の意味でのプロのチームワーク
人の振り見て我が振り直せ

第四章 目標は全員が「強くて優しい『個』」になること

孤立したメンバーをチームに参画させる方法
たった「一言」、されど「一言」
組織の歯車は「誇り」である!
自分の不得手をさらけ出す勇気も必要
若者から学ぶ姿勢を忘れてはいけない
チームワークの原点と本質

KEY POINT3 実体験に基づいた3つの「チームワーク」

おわりに

作者紹介
七條千恵美

【経歴】元JAL客室乗務員。お客さまから多くの賞賛をいただき、際立った影響力を持つ客室乗務員として「Dream Skyward優秀賞」を受賞、取締役から表彰を受ける。また、TOP VIPフライトの中でも最上級ハンドリングのフライトであった皇室チャーターフライトのメンバーに抜擢された経験を持つ。2010年より2年間、客室教育訓練室のサービス訓練教官として約1000人以上の訓練生を指導。教官としての会社評価は評価最上位に該当するS評価。教官時代、同僚からつけられたあだ名は「気づきの女王」と「身だしなみ隊長」。身だしなみを徹底させることとサービスマインドの授業に定評あり。強い牽引力を持ち「JALフィロソフィ」を浸透させることにも尽力。

【現在】研修講師として活動するため2014年『GLITTER STAGE』を創業、2015年法人化。現在はパナソニック、コーセー、ポーラなどの大手企業から中小企業、商工会、教育機関など多岐にわたり講演や研修を行っている。クライアント様や受講者からは「おもしろい!わかりやすい!熱い!」という声が寄せられている。